デパートで値引きは可能か?
一般的に日本のデパートでは値切りには応じないと聞く。関西圏のデパートでは値切りするらしいという話を聞いたことがあるが、実際にはどうなんだろうか?私が香港に居た頃、デパートで値引きは当たり前のように行われていた。品物を見ているとき:
- 「Any discounts? (ところでいくら引いてくれまんの?)」
と聞くことはほぼ習慣化している。
香港のデパートで値引きに応じない場合
ただし、そんな香港のデパートでも値引きに応じない場合もある。それは新商品の場合。そんな時:
- 「Any discounts? (ところでいくら引いてくれまんの?)」
と聞いても、
- 「No discount! Because New model(値引きはしないわ、これはニューモデル(新商品ですから)」
と言われてしまう。しかし、そんな店でもモデル落ちした商品であれば、20%くらい値引きをしてくれる事もある。ただ、高級ブランド品の場合は強気のお店も有るらしい。ただし、台湾台北のデパートでピエール・カルダンの背広を買った時は、10%だったか20%引いてくれたことがあった。
ただ、男性用普及品の背広、靴、旅行かばんなどは最初から値引き前提で値付けをしていると思える店も少なくないので、一応
- 「Any discounts? (ところでいくら引いてくれまんの?)」
は挨拶代わりにするという姿勢はやってみても良いと思う。
銀座の阪急デパートの事例
銀座の阪急デパート内、”B”という某ブランド店の店長として働いている女性から、店外でお会いした時に聞いたことがあった。
- 私「私がお店に伺ったら多少は安くしてくれますか?」
- 店長「残念ながらそれは出来ませんね。モデル落ち商品のファミリーセールの時は従業員用として出来るんですが……」
松戸のイセタンの年輩女店員さんはすごかった
2004年頃だったか、松戸のイセタンで閉店間際に7万5千円程度の既製品背広を見ていた。裾併せを終えた段階で
- 「少し安くなりませんか?」
と聞いたら年輩女店員は一瞬困った顔をしたが、良いとも悪いとも言わないで`そんな事閉店間際に言わないで~`的な顔に変化して、そそくさとキャッシャーに連れて行かれてしまった。これは商品を欲しくなった客の弱みかも……とは思ったが、あの年輩女店員さん、私を不愉快にすることなく大したものである。
今から思えば、もう少し粘ってみたかったなぁ・・・
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