はじめに
ここでご紹介する写真は、かつて松戸駅東口にお住いのあった方が撮影された写真です。過去に発行された松戸市の写真集でも見たことの無い写真です。その撮影者のご子息からこの写真をいただきました。ありがたいです。今回はこれら写真の掲載許可をいただき、公開させていただきます。
ありがとうございます。
松戸駅東口側(その三)
写真キープラン
写真がどの位置を撮影しているのか分かりにくいと思いますので、昭和39年松戸市役所発行の松戸市地形図をベースに当時(昭和30~40年代)の店舗や飲食店などを簡単にプロットし、写真位置を書き込んでいます。
松戸駅東口駅前堀江良文堂・初音寿司・本橋商店

松戸駅東口からミカエル礼拝堂を見る昭和32年
写真=11 : 東口駅前の商店、背景の相模台の中腹には瀟洒なカトリック教会の建物が見える。現在は教会のあった斜面がイトーヨーカ堂に替わったが、私にとっての相模台の原風景は、この頃の風景だと思っている。
旧中部小学校校舎と富士山

中部小学校と富士山
写真-12: 相模台の上方から旧中部小学校(現キテミテマツド)方向を見ている写真。この頃はまだ建物の高さが低かったなあ・・・と感じる。
向山の山林道

地獄坂から金毘羅様へ抜ける道
写真-13: 東口の向山の山林道の写真というヒントでこの写真が分かる方が居たら、この界隈に古くからいた方だと思う。かくいう私はこの道は通ったことが無い。この道は所謂地獄坂の途中から斜面林に入り、金毘羅神社に抜ける道。

こんぴら様への経路
昭和39年の地形図に金毘羅様の階段、地獄坂、山林道をプロットしてみた。
現在、地獄坂を登る途中に、この道の入口の痕跡は分かるが、金毘羅様に通じる途中にマンションが立ち並び、現在は人が通れる状態ではない。多分非常に危ない場所になっていると思われるので、迂闊に中に入ってはいけないと思う。
市役所通り

市役所通り南方面から市役所を見る
写真-14: これは現在の居酒屋ほのじから市役所方面を見た写真らしい。道路右側前方に見える二階建ての建物はどうやら立原医院らしい。現在は両側にビルが立ち並んでいるが、この当時は右の家には大和張の板塀、つまり大和塀があり、建物が何よりも小さい。また、子供を抱っこしているお母さん姿もいいものですね。
左のビルのシャッターは多分、大橋工務店の倉庫の出入りのためのシャッターじゃないかな?写真中央前方の遥か彼方に見える建物が松戸市役所本館。でその部分を拡大したものが下の写真。市役所本館が見えますね。

市役所本館
現在は御覧のモミジバフウ並木になっていて、市役所も見えませんね!写真の頃と現在では印象がすっかり違います。
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