昔日の松戸

昭和の松戸駅周辺の風景ー1

東口駅前イセウ 昔日の松戸
東口駅前イセウ
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始めに

ここでご紹介する写真は、かつて松戸駅東口にお住いのあった方が撮影された写真です。過去に発行された松戸市の写真集でも見たことの無い写真です。その撮影者のご子息からこの写真をいただきました。ありがたいです。今回はこれら写真の掲載許可をいただき、公開させていただきます。

ありがとうございます。

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松戸駅東口側(その一)

東口駅前通り

東口駅前通り

東口駅前通り

これは、現在のイトーヨーカ堂付近から松戸駅東口を望んでいる写真で、商店として分かるのは、左前方にある森谷パン屋さんである。

この森谷パン屋さんはその後森谷ビル(松戸市松戸1225)となった。根本にあった森栄堂の関連である。2025年現在、左には三井住友銀行松戸支店、右側にはウェルシアのビルがあるが、この当時は笠木板塀の古風な街並みだったことがわかると思う。

東口駅前通りと現イトーヨーカ堂との交差点

東口駅前通りと現イトーヨーカ堂との交差点

東口駅前通りと現イトーヨーカ堂との交差点

これは現在のイトーヨーカ堂1階の花屋前付近から市役所通りを北方向に見た写真。道路中央には豆腐の引き売りが口にラッパを加えながら走っている。子供の頃はこういう豆腐の引き売りの姿はよく見られた。ちなみにこの引き売りは、小根本の埼玉屋さんではないかと思う。違っていたらすいません。

松戸東口商店街(現在のピアザ松戸方向)

松戸東口駅前

松戸東口駅前

この写真は初めて見た時驚いた。そしてえらく懐かしい感じがした。ここは松戸駅東口に立ち、ピアザ松戸とその隣のニュートーキョーセブンビル方向の昭和30年代の姿である。

左建物の最上部に「庵」という文字が見え、下の方には「洋食・中華・喫茶」と書かれ、入口扉の中の暖簾には「生蕎麦」らしき文字が見える。左の建物は間違いなく、この当時「東京庵」だ。この東京庵が後にニュートーキョーセブンビルになった。

この東京庵の右側に、見えるのが東口商店街で、子供のころの私はちょっと近づけなかった場所だ。

東口商店街入口

東口商店街入口

東口商店街と書かれた上には”土地・建物 森谷不動産”という文字が見える。ちなみにこれを平面的に見た家並みを書いてみたのが下記だ。

東口見取り図

東口見取り図

ここは飲み屋街があって、何となく小学生の私には近づきがたい場所だった。ただ、ポンテが出来るまでは、滝沢牛乳さんが東京庵のすぐ裏横にあって、確か関宿屋の故稲葉八朗さんと同期だったんじゃないかな?その後立ち退きで、滝沢牛乳さんは金町駅南口に移り、牛乳だけでなく居酒屋も営業していた。

ただ、その後南口の再開発の件で、何年か前に北口に移ってしまったっけ・・・滝沢牛乳さんのもう少し奥に入ったところに文栄社という文房具屋さんがあった。ここは、遠州屋薬局の平野正さんの同級生が営んでいたお店だったと思う。

飲み屋街の中に”たぬき”さんがあるが、このお店は立ち退きで一旦上本郷に移ったらしいが、後に松戸駅西口の飲み屋街に移り、確か2008-9年くらいまでは西口で営業していたと思うが、その後店をたたんだ。今は違う経営者になっている。おかみさんどうしたかな?

さらに奥にいけば福平旅館があった。これは昭和30-31年頃の松戸市のパンフのところにも少し出てくる旅館。

東口駅前イセウ

東口駅前イセウ

これは現在でいえば、東口のピアザ松戸の入口辺りから、イセウビル方向を見ている写真と言えばいいだろうか?写真中央に見えるのがイセウ商店で、道路を挟んで右側には堀江良文堂とその並びの建物が見えている。また、この頃は、相模台も斜面林がしっかり残っていて、美しい。

 

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続く

分析がかなり大変なので、少しずつ進めたいと思う。今回はこのくらいにしておきたい。

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