水元公園の観察会
早朝観察会 2008(平成20)年1月6日(日曜日)午前7:30から
正月休み最終日、2008(平成20)年1月6日(日曜日)水元公園の自然観察グループが主催する、早朝観察会及び新年会に参加した。早朝観察会は朝7時半スタート、自宅を6時半頃発つ。外気温は0℃。ホッカイロを背中に貼り外に飛び出した。外は思ったほど寒くなかった。常磐線各駅停車で金町下車、戸ヶ崎操車場行きのバスに乗り水元公園で降りる。
停留所から水元公園のゲートまでは若干離れている。水路に沿って公園ゲートまで歩く。途中釣具屋の前で十数人、船が出るのを待っていた。船と言ってもサッパ船の様な簡単な船。集合時間の15分前集合場所に到着、まだ誰もいない。足元の雑草には霜が降りている。水面を見ると何となく靄が立ち上がっているのが見えた。
間もなく参加者が一人一人現れ挨拶をした。そして小泉首相似のI氏が現れると観察会はスタートする。I氏は野鳥に詳しいが、植物にも非常に詳しい。このグループの観察会は私が今までに参加した一般的観察会と趣が異なる。他の大抵の観察会は指導者が居て「この鳥は・・・です」「あの樹木は・・・です」と参加者に教えるパターンが多い。
ところが、この特に朝の組の観察会は自然に詳しい人ばかりのグループである。それ故、余分な説明は省かれる。教えられる感じは無くて、黙っていると何となく終わってしまうような感じになる。
- 「・・・が居るなあ、あのアキニレの横に延びた枝の所・・・」
- 「ええ、居ましたねえ」
- 「今年は多いですね」
- 「ええ・・・」
- 「じゃあ、行きましょうか」
自然発生的に突然立ち止まったかと思うとボソボソっとした声でこんな会話があり、`え、何処それ?`と探しているうちに、いつのまにか次の場所に移り始めている。何も聞かないと分からないままにどんどん進行してしまう。この点がこの観察会の摩訶不思議な所であり、然し、決して押し付けがましくない。
最初は面食らったが、学校的でないというか、空気の流れのような所が妙に心地よい。野鳥或いは植物が好きな人だけしか来てない感じの所が良い。居心地が良いんだなぁ~
ミニ観察会-新年会 2008(平成20)年1月6日(日曜日)午前9:30から
早朝観察会が終わると午前9時半から`ミニ観察会+新年会`このミニ観察会は早朝観察会と違い、子供が何人も参加するので、詳しい説明が入る。会場で待っているとピラリンさんが`優秀な`お嬢さんと共にやってきた。ピラリンさん一家は手作り干し柿を始めとして色々と持ってきて下さった。
多分重かったのでは?どうもありがとう!
この会は参加者の持ち寄りで成り立っており、皆さんそれぞれに色々な食材や飲み物を持参して下さった。新年会用の豚汁の準備を始めると何処からともなく野良猫やカラスが集まってくる。豚汁を作っている釜場やおでんを暖めているテーブルを虎視眈々と眺めているカラスに不安を感じながら、ミニ観察会に向かった。
料理の番を担当する人達が居るので取りあえず安心だが・・・ミニ観察会はN氏が誘導した。N氏は野鳥もさることながら、植物に非常に詳しい。植物の生活系の話を伺っていると大変勉強になり、定期的に発行している小冊子‘かいつぶり‘の執筆も非常に興味深く読ませていただいてます。N氏独特の笑顔でみんなを包み込む。可愛い子供達が参加している為子供向けに進行した。
小さい頃からこんなに楽しい授業があったら良いよね・・・30分程観察し、新年会会場に戻るとすでに準備は整っていた。やはりカラスが枝に留まっていたので、私の隠し芸のカラスの鳴き声を披露するとカラスは狼狽していた。参加した子供達に「うまーい!」とカラスの鳴き真似を褒められちゃったよぅ~新年会恒例となったピラリンさんの手作りの`飲み物`を頂いてフラフラフラ~良い気持ちになったねぇ~
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最後に
2008(平成20)年1月に投稿した記事を訂正アップデートし掲載した
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