松戸市観光名所 松戸市商工会議所 観光協会発行
この絵葉書は昭和30-31年頃に発行されたものだと見ている。いくつか見るポイントはあるが、池田弁天の周辺が開発されていない事が大きいが、観光協会が創立した事で、観光案内の絵葉書を出そうという機運が高まったのではないか?と考えた。
- 市役所が西口に位置している(東口根本に昭和33年竣工)
- 新京成電鉄の松戸駅が国鉄と連結されていない事(昭和30年4月に松戸ー初富間開業)
- 観光協会(昭和30年創立)
- 池田弁天の周辺が未開発である事(昭和30年頃)
松戸神社
坂川にかかる潜龍橋。創建1626(寛永三)年、御嶽大権現と呼ばれていたが、1882(明治15)年に松戸神社に改称。私の結婚式はこの松戸神社でお世話になりました。
江戸川の風光
風光と書かれているが、江戸川に浮く船が、おわい船に見えるのは私だけだろうか?
池田弁天
池田弁天は市役所近く、京葉ガスのビルの横にある。池田弁天の周りは池(及び田)で、かなりいい雰囲気になっている。今はビルばかりの場所だが、当時の写真は趣がある。
千葉大学園芸学部
千葉大園芸学部のフランス庭園。講堂から撮影した写真と思われる。
八柱霊園
ウィキペディアの八柱霊園によれば、「1935年(昭和10年)に、東京市が東方墓地として開設」とある。八柱霊園の絵葉書は別途あるので、いずれ紹介したい。
本土寺
本土寺には妻と一度行ったきりです。参道にモダン割烹 一の糸 という和食があり、おすすめです。
東漸寺
創建1481(文明13)年なので、2021年現在で540年という事になる。街道から境内に入ると本堂までえらく遠い。ここのご住職のSさんには2011年頃だったか、お食事の場でご一緒したことがあった。ニコニコされて、とても良い方だった。
善光寺(五香)
常盤平・五香周辺は街道沿いの集落からは離れていて、新しいエリア。五香は明治になってから開墾された場所で元々は小金牧だった場所。長野県の善光寺はそれこそ7世紀に創建されたお寺ではあるが、この五香の善光寺は1891年(明治24年)に山崎辨榮によって開山、創建された。
石碑が見えるが、ここに「辨榮上人草創道場」とある。、これは 山崎辨榮が創建したお寺である事を示している。年代的にはそう古くはないお寺。
万満寺(馬橋)
万満寺には運慶の作かも?と言われる仁王像があり、「仁王さまの股くぐり」が有名ですね。万満寺は他にも絵葉書がありますので、その内アップロードします。
和名ヶ谷の三匹獅子舞
和名ヶ谷の日枝神社で行われる。松戸には上本郷の三匹獅子舞(風早神社と明治神社)、大橋の三匹獅子舞(胡録神社)、ここ和名ヶ谷の三匹獅子舞(日枝神社)の3つがある。表の家でも、上本郷と大橋の三匹獅子舞は説明しています。よろしかったら読んでみて下さい。
観光マップ
これは絵葉書が入っていた入れ物のマップ。解像度を上げたのだが、見えにくい。気になるのは小僧弁天の位置で、本来浄水場の前あたりにあっても良いはずなのだが、何故かピントの外れた位置になっている。
最後に
この絵葉書は2007年頃アップロードしたもので、表の家刷新に伴い、再び掲載する事にしました。
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