125 松戸でも切手収集が流行。切手収集に夢中になった時期-第八期

切手蒐集昔日の松戸
Photo by Anne Nygård on Unsplash

第八期 2000年以降-日本の記念切手の現実に直面
金券ショップにみる記念切手の価値の現実

 

金券ショップ

いらすとやさんのイラストです

香港常駐を終え帰国後、松戸駅付近の金券ショップなどに売られている日本の記念切手の金額に驚いた。完全に額面割れしていたからだ。ブームだった1970年前途とそれ以降の切手は殆ど全滅、よくよく見ていくと1965年以降の切手の殆どは骨董品ではなくなっていて、殆どが骨董品として買い取りしてもらえない切手。仮に金券ショップなどで買い取るとしたら額面の70-80%くらいでないと買い取ってもらえない感じである。

つまり子供の頃額面50円で買った記念切手が、35円程度でした買ってもらえない事になる。金額的には70%-80%になったと言えるが、当時の物価を考えると価値が半額以下になってしまったと言っても過言では無い。封書に貼って使う用途しかありません・・・という事になる。

普通の郵便用途に記念切手が貼られる時代

記念切手

いらすとやさんのイラスト

友達の間でブームになって将来への投資だと固く信じて買っていたあの切手収集は一体全体何だったのか?愕然とする。当時、昭和30年以前の切手に手を出していた同級生が居たとしたら、今でもそれなりの金額は維持している様だが、それでも物価上昇を考えると相当値下がったという感じになると思う。ただこの傾向は少なくとも1980年代にはあったのではないか?そういえば、切手業者から切手を買うと何故か封筒に記念切手が貼られて来ていた。それを見た妹は

「収集心をくすぐるね・・・」

と言っていた。しかしながら、あれはすでに額面以上の価値が無いと見なされていた事を表していたのかも知れない。度々、同僚、同級生、友達などから

「子供の頃に集めていた記念切手を切手業者に買い取って貰ったらいくらくらいになるかなあ」

と相談される事があった。私は辛いようだが、殆どが額面割れだと思うよと言うと、みんながっかりする。でもそれが現実だから仕方が無い。

度々開催される切手ショー、子供向けだと思ったら、実はお客さんは70-80歳の人が中心だった

第六期の頃JAPEX他の切手ショーを見に行った話を書いた。あのショーはどちらかというと子供相手の印象が強いと思って会場に行ったのだ。ところが行ってみてびっくり、子供の姿は殆ど無くて居るのは70-80歳前後の方々ばかりという感じだった。青年の姿も殆ど無い。という事はあのご老人達が他界したら切手収集をする人自体が希少価値になってしまう。

先細りの業界という事になる。何とも寂しい。もはや子供達は切手収集などしないのだ。でも何とかしたいというのもまた本音。

JAPEX 2020の様子はホームページより御覧ください

もっとも昔の凹版印刷の切手に比べれば今のドラえもんの切手などストックブックに入れる気持ちにもならない。もはや日本切手は戦前の切手を除き殆ど投資の対象にはなっていない。松戸の皆さんも金券ショップに行って、記念切手の現実を見て下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました