72 根本の松戸第一珠算学校、昭和の頃は旅館の様な造りだった

そろばん昔日の松戸
いらすとやさんのイラストです。

当時はそろばん教室が流行っていた

そろばん

いらすとやさんのイラスト

小学一年生の頃、松戸第一珠算学校で習字と珠算を習った。習字と言っても珠算用の奥行きの無いテーブルで習字を書くので実際習得は難しかったかもしれない。やはりここは珠算で有名、吉泉のママも小さい頃、松戸第一珠算学校に通ったと聞いた。多くの人が通っていたと思う。習字はあっという間に飽きた。珠算は一年半くらい続いたが途中で飽きてやめた。小学五年生になって、近所の友達(ススムちゃん)が珠算を習っていることを知り、再び珠算を習い始めた。

「将来キット役立つ!」「就職に役立つ!」

松戸第一珠算学校

松戸第一珠算学校

校長先生は田中先生で恰幅の良い先生だった。高砂通りから道を曲がってクネクネと入った小道にあった。道が曲がりくねっていたので説明が難しい。旧水戸街道沿いの根本薬局の正面、若干松戸寄りから常磐線線路方向に細い道を入っていく。この道は夕方になると暗く、生け垣に囲まれ緑多い場所だったが詳しくは覚えていない。
そろばんは「将来キット役立つ!」「就職に役立つ!」

この第一珠算学校のキャッチフレーズだった。当時の珠算塾は本当に活気があり生徒さんでいっぱいだった。私は勉強より遊びに夢中だったが、珠算だけは毎日通っていたので徐々に上達した。小学五年生の算数の授業でそろばんを教えることがあった。普段は遊んでばかりなのにその時だけ指導者側に立てた。同級生のウキタさん(女子)は私より遙かに珠算の上級者で勿論教える側だった。

先生をやると気持ちが良かった

珠算は面白いもので練習を重ねれば重ねるほど、計算の感覚が良くなる。感覚を鍛えると数字を間違えるというケアレスミスが少なくなる。その後十数年経ってから電卓しか使えなくなったが、計算ミスは電卓のほうが多かった。無意識に押し間違えてしまう。然し、珠算は知らないうちに押し間違えるということはあり得ない。

松戸第一珠算学校は現在ビルの中


松戸第一珠算学校は松戸駅付近の区画整理事業によって場所が変わった。木造で増築を重ねた旅館の様な造りだったが鉄筋コンクリートのビルになった。流山街道沿いやその他たくさんの支店が現在どうなったのかは分からない。根本の本店には生徒の姿は見えないし、かつてのような活気は感じない。二○○○年頃、東口駅前某医院で田中先生にお会いし挨拶をした。私のことなど覚えている筈はないのに「君のこと覚えているヨ」という顔をしている。単なる社交辞令としても嬉しかった。現在は視力も落ちたらしくあまり外出もせず、街でも見かけなくなった。早く元気になってほしいと思う。

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