127 松戸における伝書鳩の流行

伝書鳩流行の頃(1970年代)、松戸でも流行した

伝書鳩の飛翔

Image by Michael Borgers from Pixabay

小学6年生の頃、松戸で伝書鳩を飼うことが流行した。いや、世間としては勿論もっと以前から流行していたとは思うが、少なくとも私の友人関係では6年生くらいからだったと思う。物の本によれば、東京オリンピックの開会式で放鳩したシーンに感動して飼い始めた人が多いと聞いたことがある。

当時は、本当に多くの人が鳩を飼っていて、空を眺めると鳩が何十羽も群れを為し飛んでいた。あれは訓練目的だったはずだが、見ると本当にワクワクしたものだった。群れと群れが合流しないものかとか訳が分からなくなってしまわないものなのか?とか色々な事を思い巡らせながら空を見上げていた物だ。

上本郷や松戸新田などに行くと鳩小屋とは思えないくらい大きな鳩小屋を造っている人が居て、それはそれは大層立派なものだった。多分かなり出費もしたのではないだろうか?私の友人の中では、南花島に住んでいたN君、M君が先行して飼っていて非常に立派な鳩小屋を持っていた。古ヶ崎のTK君も立派な鳩小屋を持っていたが、それはM君やN君よりはかなり後に作られたものだったと思う。古ヶ崎のTK君は大工を入れて作ったらしいという話は聞いたことがある。お金のある人は違うね。

鳩小屋造り:どうやって作るか?

鳩小屋

鳩小屋

みんな楽しそうに鳩を飼っている、そんな状況の中で私も強く鳩を飼ってみたくなった。だからと言って、鳩小屋を造るお金も材料も無い。となるとタダの材料をどこかに調達しにいかないとならない。当時は、電気製品の梱包材を段ボールではなく、木枠を使って梱包していたものだった。それが案外空き地などに無造作に捨てられている事も多かった。今ではまず見つからないけれど・・・

ある日比較的しっかりした直方体のちょうど良い木箱が見つかった。これだったら広い面に金網を張れば大方格好が付く理想的な箱だった。とはいえ、屋根も作らないといけないし、鳩小屋内にアプローチする為の扉や鳩が出入りをするパタンコという吊り金物の付いた出入り口そして、パタンコから中に入るときのお立ち台も作らないといけない。

パタンコは外から中に入れるが、中からは外に出られない構造になっている丸鋼をぶら下げてあるものだ。これは中々私には無理だという事で父に手伝って貰い(というよりは殆どが父主導で)鳩小屋が完成した。これを裏庭の庇の上にセットした。

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