83 子供の頃はクリスマスにワクワクした。食べたのはバタークリームのデコレーションケーキだった

昔日の松戸

クリスマスはとてもワクワクしたものだ

クリスマス

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昭和30年代の頃、私はまだ小学校低学年でクリスマスというと、とてもワクワクしたものだ。同時に高度成長期でどの家も親が忙しそうに働いていた時代だった。その為か、クリスマスを祝うという習慣も無い家も多かったのではないか?そんな子供たちを見かねて、竹ケ花の子供会で有志が子供たちを呼びクリスマスパーティを催し、クリスマスプレゼントを配ってくれた。それはとてもうれしかった。

ところでクリスマスの日にケーキを食べる習慣は一体いつから我が家に取り入れられたのだろうか?いずれにしても、サンタクロースがプレゼントを持ってくる伝説、ツリーを飾る事、ケーキを食べる事は待ち遠しい日であることには変わりなかった。当時、クリスマス用デコレーションケーキと言えば、隣の横尾商店さん(竹ヶ花)に二三週間前に予約注文した。当時のデコレーションケーキは基本的に予約販売で数週間以上前から作り始め、保存性の悪い生クリームは使えなかった。

日保ちのするデコレーションケーキ

ツリー

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さらに完成したデコレーションケーキは工場から各店舗に数日前から運び始め、冷蔵保存ではない状態で積んでおかれ、お客さんが取りに来るのを待つため、どうしても保存性の良いバタークリームで製作されたようだ。スポンジの周囲上部にこのバタークリームとともにサンタクロースの飾りロウソク、プラスティック製のモミの木、板状チョコレートに Merry X`mas  と書かれワクワクした。後年、生クリームで作られたショートケーキを知ってしまうと、バタークリームよりもこの生クリームの方が断然良くなった。

アイスクリームのデコレーションが流行った

1960年代後半、アイスクリームのデコレーションケーキが流行った。当時は冬にアイスクリームを食べるという習慣が無かったので非常に斬新だった。隣の横尾商店さんは冬のアイスクリーム販売は見込みが期待できなかった為か、販売用冷蔵庫を冬の間中、店舗外部、建物横の犬走りに置いていたのを覚えている。そういう時代だった。

1970年代、松戸駅東口に何軒かケーキ屋さんが出来た。苺のショートケーキは勿論、モンブラン、サバラン等、バラエティに富ぶ初めて食べるケーキの味に虜になり、すっかり舌が肥えてしまった。

冷蔵設備が普及し生クリームを使ったデコレーションケーキが一般的になると、予約注文のスタイルから店で直接購入の形に徐々に変わっていった。私自身、あのバタークリームケーキには見向きもしなくなった。でもきっちり作るとバタークリームも十分美味しいのだとか・・・そういうものなのかなあ・・・

 

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