90 現在のキテミテマツド付近にあった長崎屋とオーディオ機器

カセットテープ昔日の松戸
Photo by Jon Tyson on Unsplash

松戸駅近くにはいくつもの中規模の電機屋さんがあった

70年代、80年代、90年代で家電を見に行くお店がいくつかあったのだ。一つは比較的近い岩瀬の金太楼寿司の手前あたりの新栄電機さん、東口のポンテ先にも新栄電機さんがあった。長崎屋、確か、市民会館前が第一家庭電器さんだったか?90年代に東口に電気ランドも出来たっけ・・・それらの中でステレオとテープデッキは長崎屋で買った。

初めてのステレオを買う私にとっては、4チャンネルがどうとかこうとか、コンポーネントがどうとかこうとか、色々な事で頭がいっぱいになって何が何だか分からないまま、従業員の薦められるまま買ったのはサンヨーのOTTOだった(両親に買ってもらったのか自分で買ったのかは良く覚えていない)。

音楽鑑賞

いらすとやさんのイラスト

4チャンネルやコンポーネントが良いんじゃないか?と理由の無い疑問を持ちつつ結局それを買った。使い始めてこのサンヨーOTTOを案外気に入ってしまった。ステレオ本体に付属のLP版レコードの中に汽車の走る音をステレオで録画した物が入っていて、汽車が右から左に走っていく効果音が聞けた。それまでモノラルでしか聞いた事のない私にとって音質よりもこの臨場感に驚いた。

「ああ、これがステレオというものなのか……」

と!つまりその程度のレベルだったという事かもしれない。私のサンヨーOTTO購入を知った友人のナシキ君も全く同じ機種を買ってしまった。FM放送の音が綺麗で驚いた。友達からLP版を借りてきては聞いた。これも音が良かった。
こうなってくると録音装置が欲しくなる。何と言っても本格的にはオープンリールだろう。オープンリールレコーダーを長崎屋に買いに行こう!と思いいつもの売り場に行った。

 

ペンペン草
ペンペン草

オープンリールレコーダーが良いと思っているんですが……

 

店員
店員

お客さん、オープンリールは扱いにくいですし、今はカセットの時代ですよ

私はオープンリールのテープの太さとカセットのテープの太さを想像し、どう考えてもカセットテープは音質が悪いと思い込んでいた。実際、それまではカセットテープのイメージは会議録音用で音楽用として性能向上したのは1970年代以降だと思う(事実私が買おうとした時点では、すでにカセットテープは音楽録音用としても立派に役に立つ存在になっていた。つまり私の認識不足だったのだ)。それでも念入りに説明する従業員の熱心さに折れた(しかし従業員の主張は正解だったのだろうなあ・・・)。

TEAKのカセットデッキ

そして薦められたのがTEACのカセットデッキ。TEACはテープデッキのメーカーとして私も知るくらい有名で、値段の問題を除けば断る理由は無かった。従業員「展示品ですので○○○○○円です」という言葉につられて購入した。あれだけ音質を気にしていた私だったが、もっとも多く買ったカセットテープは結局格安テープだった。

各社で色々な製品があったが、もっとも安い製品か或いはその上のレベルしか買ってない。その価格レベルの比較でもTDKのテープはやはり高価だった。SONYも同じ。一流メーカーのカセットは安くて千円/三本を切らなかった。それに引き替え、長崎屋で販売していたScotch(スコッチ)やサンバードの格安カセットの値段は魅力で千円/四本だった。「オープンリールの音は良い」などと語っていた本人がこのありさま。今から思うと恥ずかしいがそれが事実だった。

スコッチテープ

スコッチテープ

コメント

タイトルとURLをコピーしました