表の家

松戸の古絵葉書
千葉高等園芸学校(絵葉書)


千葉高等園芸学校(千葉県立園芸専門学校)

絵葉書

坂入書店発行絵葉書

千葉大学園芸学部が千葉高等園芸学校或いは千葉県立園芸専門学校と言われていた頃の絵葉書

校名は下記の様に変化した:
千葉県立園芸専門学校」:1909(明治四十二)年から1914(大正三)年まで
千葉県立高等園芸学校」:1914(大正三)年から1929(昭和四)年まで
千葉高等園芸学校」:1929(昭和四)年から1944(昭和十九)年まで
千葉農業専門学校」:1944(昭和十九)年から1951(昭和二十六)年まで
以上ウィキペディア参照
バラで所有しているものをまとめた

松戸全景
中央が園芸学校、左斜め上が江戸川、
少し高く見える白い建物は仏蘭西式庭園にある講堂か?
ただ、戸定ヶ丘と相模台が一緒になってしまっているように
見えるのは何故だろうか?
台地としては離れている筈なんだが
推定 大正七年〜昭和七年

千葉県立園芸専門学校当時の絵葉書
推定1909(明治四十二)年〜1914(大正三)年
坂入書店発行

千葉県立園芸専門学校(松戸坂入書店発行)
1909(明治四十二)年から1914(大正三)年

千葉県立園芸専門学校」という名称は
1909(明治四十二)年から1914(大正三)年までの五年間だけの校名。
この絵葉書はこの期間に発行されたものという事が分かる。


千葉高等園芸学校当時の絵葉書
推定1918(大正七)年〜1932(昭和七)年
坂入書店発行

千葉高等園芸学校 講堂 坂入書店発行
千葉高等園芸学校という校名から、
千葉県立高等園芸学校(1914(大正三)年から1929(昭和四)年まで)と
千葉高等園芸学校(1929(昭和四)年から1944(昭和十九)年まで)の
どちらかではあるが、
通信面のデザインによって、1918(大正七)年〜1932(昭和七)年に絞られる。

千葉高等園芸学校 玄関前 坂入書店発行

千葉高等園芸学校 温室 坂入書店発行

千葉高等園芸学校 躑躅園 坂入書店発行
ツツジ園の事、
中国で羊が毒性のあるツツジを誤って食べ
もがきうずくまった事から躑躅(てきちょく)という漢字を充てたらしい。

千葉高等園芸学校 牡丹園 坂入書店発行

千葉高等園芸学校 牡丹園 坂入書店発行 2012/02/05追加

千葉高等園芸学校 日本式庭園 坂入書店発行 2012/02/05追加
見たことが無かったがこの日本庭園は今でもあるのだろうか?

千葉高等園芸学校 高山植物園 坂入書店発行

千葉高等園芸学校 新庭園 坂入書店発行
こんな場所あったかな?

千葉高等園芸学校 サンクンガーデン 坂入書店発行

千葉高等園芸学校 果樹園 坂入書店発行

通信面:大正七年から昭和の七年の間に発行されたデザインの
通信面である事が分かる。
ただし、校名から大正七年〜昭和四年の間に発行に絞られる。


千葉高等園芸学校当時の絵葉書
以下:推定大正三年〜大正六年
発行:坂入書店

ロックガーデンの一部(高等園芸学校) 坂入書店

温室之全景(高等園芸学校) 坂入書店

温室内熱帯植物ノ一部(高等園芸学校) 坂入書店

花卉園ノ一部 (高等園芸学校) 坂入書店

伊太利式庭園(高等園芸学校) 坂入書店

仏蘭西式庭園(高等園芸学校) 坂入書店

これは仏蘭西式庭園の絵葉書の通信面:
切手は田沢の1銭5厘、消印は丸形日付印 6.8.10と書かれている。通信欄は1/3になっている。さて、年代を考えて見ましょう。
先ず郵便料金が1銭5厘だった時代は明治三十二年四月一日〜昭和十二年三月三十一日までの間です。
通信欄が1/3である事からこれは大正六年以前に作成された絵葉書と考えます。

又、高等園芸学校という呼び名は大正三年以降昭和十九年まで。
従って、6.8.10とは大正六年八月十日の消印で絵葉書自体は大正三年〜大正六年の間に作成販売されたものであると推定します。
それにしても、香取郡久賀村 高木早苗様で地番無しで届いてしまっている。しかも差出人も書かれていない。
香取郡久賀村とは現在は佐原市に編入されている地名、これで届くとは大らかな時代。


千葉高等園芸学校 農場建物寄宿舎落成 絵葉書
推定昭和八年〜昭和十九年発行

タトウ

千葉高等園芸学校 庭園
農場建物、手前のヒマラヤスギが何となくフランス庭園を思い出す。

千葉高等園芸学校 寄宿舎


以下は園芸学部の寮「浩気寮」から記念品のお礼葉書の実逓絵葉書。
昭和十一年五月一日消印

拝啓
先日は結構なる記念品を有難うございました。
昨三十日の日曜日に東京へ行き兄さんから頂きました。
もう学校に馴れて毎日毎日園芸の学業実習に
楽しく暮らして居ります。
今や学園にはチューリップ・ボタン・シャクヤク等満開です。
東京へお出かけの節はぜひお立ちより下さい。
右お礼まで
さようなら
五月一日

千葉県松戸町
千葉高等園芸学校
浩気寮内
水谷泰三

(千葉・松戸 昭和11.5.1)

千葉大学園芸学部関連(↓にありますので御覧下さい)
 千葉大学園芸学部−見学の栞絵葉書 にすすむ
 入学願書:千葉高等園芸学校(昭和十一年)
 小寺駿吉先生(千葉大園芸学部教授)武蔵野直筆原稿