表の家

松戸行脚 三匹獅子舞


平成十六年九月十日たまたま通りかかった明治神社で伝統芸能「三匹の獅子舞」に出遭った。これ
は関東地方を中心に分布する獅子舞。松戸では九月一日和名ヶ谷の日枝神社、十月九日(最近は
第二日曜日らしい)上本郷の明治神社、風早神社、十月二八日、二九日大橋の胡録神社で行われ
ている。

境内でいただいたチラシをスキャンした。

「上本郷の獅子舞(松戸市指定無形文化財)
上本郷の三匹獅子舞は、江戸時代中頃に伝えられたといわれます。当地では、神に供えた鹿の頭
を模しているとされ、五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)・厄病退散を願って舞います。三人一組の舞子が合
計六組おり、風早神社・明治神社にて順に舞を奉納していきます。それぞれが大獅子・女獅子・中獅
子に扮し、太鼓を打ち鳴らしながら横笛にあわせて力強い舞を披露します。獅子の世話を焼いてい
るのは、野猿坊といわれる役です。

一.花の道中 一の鳥居から練り歩きます。
二.中の道中 二の鳥居まで練り歩きます。
三.野猿道中 足を左右に跳ねあげながら前進します。
四.女獅子の出派 女獅子の顔見せです。他の二匹と異なり、足を高くあげず体を左右に振りなが
ら溌刺と舞います。終わりに前に出るのは中獅子です。
五.中獅子の出派 中獅子の顔見せです。首を左右に振る所作が多く、獅子頭の細かな揺れが美
しい舞です。
六.中獅子の御子 若くしなやかな中獅子と溌刺とした女獅子が、ともに舞い遊びます。両者は対称
的ですが、足の運び方にそれぞれの特徴が出ています。        
七.中獅子の岡崎 引き続き中獅子と女獅子とが連れ立ち戯れる様をあらわします。最後に大獅子
が勇壮に出てきます。
八.大獅子の出派 大獅子が顔見せです。威嚇するような所作で硬派な力強さを誇示します。
九.さがりは 三匹が並んで、一斉に跳躍したり腰を落としたりする激しく美しい舞です。
十.大獅子の御子 三匹が腰を落とし顔をつき合わせる所作が出てきます。これは、話し合いの様
を表すといわれます。
十一.岡崎 一、二年目の舞子が舞います。それぞれの獅子の性格があらわれた所作で、にぎや
かに舞います。途中、花カゴの後ろに女獅子が下がり、大獅子と中獅子のケンカが始まります。
十二.橋がかり 三、四年目の舞子が舞う、岡崎よりも長く難しい曲です。笛、太鼓、所作が徐々に
盛り上がり、迫力を増していきます。ここでも花カゴが登場しケンカが見られます。
十三.剣 五、六年目の舞子が舞います。大獅子と中獅子は腰に剣をはき、氏神様の前で蛇に見
立てた竹を切ります。これは厄除けの意味が込められた重要な場面であるとともに、最大の見せ場
でもあります。その後花カゴが登場し、ケンカが始まります。

(上 本 郷 獅 子 講 中)」


上本郷の獅子舞ホームページ


「五.中獅子の出派」を演じている。ちらしによれば「中獅子の顔見せです。首を左右に振る所作が多く、獅子頭の細かな揺れが美しい舞です」となっている。
「七.中獅子の岡崎」


「七.中獅子の岡崎」を演じている。ちらしによれば「引き続き中獅子と女獅子とが連れ立ち戯れる
様をあらわします。最後に大獅子が勇壮に出てきます」とある。


お囃子
三匹登場

お社の中で見ている人達を撮影。

三匹獅子舞とはどんなものなのか動画を御覧下さい。撮影:平成十六年九月十日明治神社にて
Win用 : shishi.wmv
Mac用 : shishi.mp4

松戸市観光協会が発行した絵葉書昭和三〇〜四十年代の和名ヶ谷三匹獅子舞の絵葉書。

三匹の獅子舞関連ご参考リンク
上本郷の獅子舞ホームページ
大橋三匹獅子舞



この「三匹獅子舞」は松戸行脚2004「お祭りと夜店」を分割し2008年9月リメークした。